コラム
2025年07月13日

もしもこれからマンション住戸購入を検討するのなら

もしもこれからマンション住戸購入を検討するのなら

今回はマンション住戸が「もしも夫婦ふたりきりの家」になったら・・・と考えてみました。マンションの魅力は「立地」かと思います。ほどよく駅に近くて自家用車の駐車場もあって・・・、ファミリー世代に人気の理由かと思います。そのマンション住戸も「空き家」になる運命かも知れません・・・。子育てのための家はいつかは夫婦ふたりだけの家になると考えておくことを勧めておきたいのです。もしも、これからは「戸建てよりもマンション」とお考えならば、その住戸内を改修しやすい間取りのマンションを見つけることをお勧めします。せっかくならば間取りを自由にできる物件を探してみてはどうでしょうか。マンション住戸の間取りの提案もまとめてあります。詳しくは会社案内のホームページ(www.paumtech.co.jp)を見てみて下さい。

「空き家優遇措置」がなくなりました・・・。

「空き家問題を解決するために」と土地建物への税制優遇が見直されました(特定空き家等の対策)。長い間「更地で」土地を所有するよりも「建物が建っている」土地として所有していると土地にかかる税金が軽減されていました(200㎡以下の住宅用地は課税標準額が価格の六分の一)。この見直しはこうした優遇措置が『空き家問題』の原因と考えた結果のようです。「問題解決の基本」に忠実に原因を探った結果が税金の優遇措置が原因とみられたような気がしています。でも・・・「空き家になってしまった家」は子育てが終わって夫婦二人きりになって、時と共に誰も住まなくなった結果です。その夫婦の子どもたちにはそれぞれ家庭があり家があります。そのままなんとなく「ほったらかし」にしてしまうのも自然なのかなと思います。なので・・・私は税制優遇が『空き家問題』の原因のように言われるのは違和感を感じてしまいます。なので、将来の「両親だけの家」を資源として活用する手立てを考えています。

夫婦ふたりには広すぎる家の使い方

もしもあなた方夫婦ふたりの暮らしであったなら・・・子どもたちが独立してその家を出ていった結果、夫婦ふたりには「広すぎる家」になっていませんか。そんな「我が家」だから使いたいように使って、空き家になってしまうより先に今できることを楽しむ「家」にすることだって自由気ままにできると考えてみてはいかがでしょうか。例えば・・・1階の間取りを「ワンルーム」にして生活動線を簡単にする。とか、二階は「物置専用」と割り切って普段の生活からは切り離す。とか、1階にある和室は気のおけない仲間のサロンに変える。とか、家事の動線を見直して動線バリアをなくす。とか、使う部屋を限定して「夏涼しく冬温かい」家にする。とか、外階段を増設して2階を地域活動に貸し出す。とか、階段をなくして「小屋裏収納」にしてしまう。とか、自家用車のビルトインガレージを家の中に設えて天気に関係のない乗り降りで快適に外出を楽しむ。(とかばかりですみません)などなど・・・如何でしょうか。会社案内のホームページ(www.paumtech.co.jp)をチラ見してみて下さい。

もしもあなたの家だったら何に使いたいですか?

ここからは一歩踏み込んで、あなたが「住みやすいところ」に居を構え、そして「住み慣れた」その地域や暮らしで何が変わったのか考えてみませんか。子どもたちが独立してその家を出ていって夫婦ふたりには「広すぎる家」になっているとしたらその機会を活かしましょう。よく耳にする「まちが年を取った」結果、まちに子どもの声がしなくなって賑わいがなくなった静けさを実感しているかも知れませんね・・・。それに「我が家」の二階の子どもの部屋は荷物置場になっていませんか。「盆暮れ」の年中行事で孫が遊びに来るのが楽しみになっていませんか。住み慣れた「我が家」なので、そんな変化も違和感なく過ごされているのかな・・・。でも・・・そんな「我が家」だから使いたいように使って、空き家になってしまうより先に今できることを楽しむ「我が家」にすることだって自由気ままにできます。