『空き家問題』の見方を変えてみると・・・。
『空き家問題』の見方を変えてみると・・・。
「空き家問題」は人口が減っていく社会から見ると「住みやすいところに住む」結果なのかも知れません・・・。誰もが「働くのに都合がよく」て「住みたいところ」に居を構えやがて「我が家」を持つのが当たり前ですよね。少々飛躍にきこえるかも知れませんが・・・「空き家になってしまった」家が『空き家問題』として話題にあげられているのが我が国日本の現況と言えると思います。昭和の時代から総世帯数をマンション住戸を含めた住宅の総数が上回る「家余り」が指摘されながら時が過ぎて『空き家問題』に格上げされた感がします・・・。こうした『話題づくり』ともいえる空気感の中でも落ち着いて『空き家問題』に向き合っていこうと考えています。あなたがそうしたように、時の経過と共に家族が成長して「我が家」の中で子育てが終わり、子どもがその家を出て、独り立ちして、家族をつくり、自分の家を持つ。この流れは繰り返されこれから先何世代も続いていくはずです。この大きな流れの中で「空き家」はなくなるどころか増えていくことになるでしょう。きっと・・・。
増えていく『空き家』のことをその『源流』から考えます。
これから先の世代も家族の成長の中で子育てが終わり、子どもたちがその家を出て、独り立ちして、家族をつくり、自分の家を持つ流れの中では世帯の人数も減少しています。この流れに合わせるように空き家は増えていくことになるでしょう・・・きっと。こうした流れは誰にも止められないし、止める必要もないし、止めたら大変だと思います。やはり誰もが「住みやすいところに住む」ことを選び、それぞれが育った家よりも生活しやすい家に暮らして子育てをして、子どもたちが独り立ちしたら夫婦には広すぎる家になる・・・。パウムテックでは『空き家問題』をこうした繰り返しの中でその解決策を探し出そうとあれやこれやあっちへいったりこっちへ来たりしながら「試行錯誤」しています。空き家になったから売るとか、空き家をリフォームして資産価値を高めてとかと考えるだけではなくて「使われなくなる家の予備群」という『源流』から考えています。
『空き家問題』解決策のアイデア公募があます。
誰もが「住みやすいところに住む」という至極当たり前なことが『空き家問題』の根本と考えています。今回「持ち家を空き家にしない」視点で国土交通省の「空き家対策モデル事業」の公募内容に則して『自己所有の家を空き家にしない対策事業』として考えてみました。公募への申請は見送っていますが(汗)・・・果たして『空き家予備群』から考える空き家対策、資産である家が空き屋にならないアイデアを考えたんですが・・・こうした空き家になってからの「対症療法」ではなく「予防」という視点で考えています。こうした「予防」アイデアがこれから先いろいろな取り組み事例として出てくるのを楽しみにしています。空き家対策は「対症療法」で様々なアイデアがあります。「空き家になってしまった」家の解決策は、市区町村からも「行政からの施策」としていろいろな成功事例が紹介されています。どれも決め手にならずに「個別な事例」で完結しているように感じます。だって空き家の事情は様々で、周りの環境だって「地域特性」があるに決まっているから「個別な事例」が一般解にはなりにくいのは仕方ないと思います。「持ち家が空き家になる前」からその解決策を探し出そうとする意義は大きいのかなと思っています・・・。